今からココから子どもから

一教師の日常をこそっと語りたく・・・

2013-04-01から1ヶ月間の記事一覧

むしろ過保護の方がいいんです

結論から言います。過保護でいいんです。 過保護が子どもをダメにする。 本当でしょうか? 衣食住を満たしてやることが保護者のつとめです。それらをすることがつまり保護です。 これが過剰になるというのはどういうことでしょう。 余分にモノを与えるという…

もういい年なんだから

年長者がお酌に、若者は座りっぱなし・・・ 何かにつけてよく飲み会があるこの業界。 新任職員を迎えての出発の会。PTA、同学年、同教科、教育会、同好会、行事の打ち上げ、学期納め、留別会・・・。 うーん、枚挙に暇がない。 まあ、飲み会というのは素が見…

がんばって損しちゃったよ

見返りがなければ自分の努力は無駄になる? S:「ちぇっ、がんばって損した。」 T:「損した?」 S:「だって、こんなに頑張ったのに何ももらえないなんて意味ないじゃん。」 T:「えっ、自分のために頑張ったんだろ、君は。」 今度のテストで○○点取ったら、…

やはり部活に入るべきです!

大事なことはすべて部活で教える 1年生が入学し、半月が過ぎようとしています。新入生の仮入部が始まっています。 どこに入ろう、あの子はどこに入るんだろう、自分に本当にできるだろうか、入部前からドキドキしますよね。 部活の思い出・・・ はじめての…

ねぇ、また今度っていつ?

「時間がないから、あとでね」 「また今度にしようね」 何度この言葉を口にしたことだろう。そう言って、子どもとの約束を今までにいったいいくつ後回しにしてきたことだろう。 子どもは、 「今度っていつ?」 とストレートに尋ねてくる。自分の願いがいつか…

いいえ、それは反抗期ではありません

「先生、この子はわたしがいくらやりなさいって言ってもぜんぜん言うことを聞かないんです。反抗期でしょうか?」 個人差はあるとは思いますが、誰もが一度くらいは経験(?)するはずの「反抗期」。なのに親になると、とたんに子どもの心理がわからなくなっ…

うちの子、ぜんぜん勉強しないんです。先生どうしたらいいんでしょう?

「先生、うちの子はどうやったら勉強ができるようになるんでしょう?いくら言ってもぜんぜん勉強しないんです、この子は・・・」 この質問を、今までにいったい何回、いや何十回(何百?)されたことでしょう。 今日もまた一人のお母さんから同じことを尋ね…

いってらっしゃい3年生。さあ、修学旅行へ

みなさんの中学校生活のいちばんの思い出はなんですか? やっぱり修学旅行ですよね。違う人はもちろんいると思いますが、今回は修学旅行のお話です。 最近は、海外に行ったりする学校もあるようですが、わたしの住む長野では、奈良京都にいくのがポピュラー…

話を聞かない?! 子どもたち

T:「こんなこともできないのっ」 S:「・・・・・」 T:「理由を言いなさい、理由を」 S:「昨日は部活が・・・」 T:「やりなさいって言ったでしょ」 S:「よく聞いてなくて・・・」 あちゃー、また怒ってるよ。今週2度目だよもう、まったく・・・…

万能ナイフではなく刺身包丁になろう-いい先生の条件-

いい先生に教わりたい 「いい先生と出会いたい。いい先生に教わりたい」 春はそんな子どもたちや保護者の期待を一身に感じる季節ですね。 学校にはいろんな教師がいます。 いい先生っていったいどんな先生なのでしょう。 大切なことはプロフェッショナルであ…

成果を求めることの大切さ - 教師だって組織の一員 -

学校は組織である 意識している人は少ないと思いますが、教師は組織の一員です。子どもの前に立つということは、一個人として確立していなければならないと同時に、学校という組織の中でそれぞれの役割を果たさなければいけません。そうでなければ教育効果を…

入学式の裏側で・・・

入学式の運営は意外と大変?! 入学式というのは、その学齢に達した子どもをもつ家庭にとって重要な儀式となっていますよね。わたしたち教師にとっても大切な出会いの場です。卒業式から二十日前後でまたすぐに次の出会いがあるというのも学校ならではですね…

始まりました?新生活。

はじめして。「ひらてぃ」です。教師です。 このネームは子どもたちがくれました。わりと気に入っています。 学校は、「入学式に始まり、卒業式に終わる」 当たり前のことですが、この二つの出会いと別れの儀式を迎えるまでには、さまざまなドラマがあります…