今からココから子どもから

一教師の日常をこそっと語りたく・・・

やればできるは本当!?

自分にとって何か困難と思える物事に取り組むとき、

どんなことが頭に浮かぶでしょうか。

 

自分ならできる」か「自分にはできない」のどちらかでしょう。

その違いはいったいどこからくるのでしょう。

 

実はあなたの「」が関係しているのです。

ご存じの通り、あなたの「脳」は過去の経験をメモリーする力に優れています。

ですから、何か新たなことにチャレンジするときには、過去の記憶を瞬時に検索して、一瞬でイメージを浮かべその経験と照らし合わせて判断をしています。

自分にはできない」と思った人は、過去にうまくいかなかったときの経験やそのときの感情と照らし合わせて、今回もうまくいかないかもしれないというイメージを導いてしまうのです。

一方、「自分ならできる」とイメージした人はどうなのでしょうか。先ほどとは逆の体験をしているということがわかるでしょう。未知のものに取り組んだときにうまくいったとか、賞賛を得たとかそういうイメージが浮かび、やればできるという検索結果を脳が探り当ててきているだけなのです。

 

私たちの脳は自分がイメージしたことを寸分違わず実現しようとする力があります。

好む好まないは別として、たとえあなたがどんなに「違う」と言っても、今のあなたは、過去のあなたがなりたいと思ったような姿でそこに存在しているのです。

 

私たちが自分の生活や行動をよいものにしていくには、この「脳」の働きをきちんと知って、「脳」をだますことが大事です。

「どうせ無理」と思っている人。喜んでください。

なんと無理なことは一つもありませんでした。

やればできると思っている人。その通りです。

 「脳」をだますのは簡単です。

プラスの言葉をインプットし、アウトプットを続けると「脳」にはそれが経験として書き込まれていきます。

極端な言い方をすると「やればできる」と言い続けていれば、やればできるんだと脳は記憶するということです。

「どうせ無理」と思っている人は、いつまでもその記憶が書き変わらないのでいつまでたってもできない(やらない)というわけです。

 

複雑で優秀な機能をもつ「脳」ですが、実はこんな単純なことで思い込ませることができるのです。思い込みが人生を変えるのです。過去の記憶にとらわれている自分を感じたら「やればできる」と呪文のように唱えてみてください。きっとステキな結果がまっています。