今からココから子どもから

一教師の日常をこそっと語りたく・・・

授業

夏休みが明ける前に読んでおきたい「初動」を成功させる話

夏休み明け、子どもたちは皆元気にスタートを切れたでしょうか?ここをうまく乗り越えられず不登校になってしまう子どももいます。経験からいっても子どもたちが不安定になりやすいのはやはりこの時期なのです。どう乗り越えたらいいのでしょう。 何事も始め…

授業は子どもにとって「やりたいこと」それとも「やらされていること」のどっち?

「先生、今日何やるの!?」 教室に入るなり元気に尋ねてくれる1年生のA君。今日やる授業を楽しみにしてくれているのかと思うとこちらも元気になってきます。 すると、 「この前の課題の続きでしょ」 と、しっかり者のB子さん。何を今さらそんなこと言ってん…

授業が反転するとどうなるの?

ICT技術の進展は教育スタイルの変革をどこまで可能にするのか そのひとつの試みが「反転授業(Flipped Classroom)」です。大学から始まり、数年前からアメリカの小中学校で試みが増えており、日本においても「反転授業」というキーワードが徐々に広がりつつ…

授業改善を目指すなら評価の記録をきちんと残しましょう

免許更新講習で授業が改善されるのか 先の自民党政権の折に成立した教員免許更新制度。 10年ごとに自費負担で必修および選択科目を履修すること。履修しないと免許を失効するぞ、というのです。 そもそも教員免許取得後に、制度を変更するなんてありえない…

教師がおもしろがってやれば、子どもは容易にハードルを越えていきます

「難しいからやらない」というわけでもないのです 教師がおもしろくないと思っていることを子どもがおもしろがってやるということはまずありません。 学習内容に対して教師自身が興味を持てない状態で授業にのぞんだ場合は、特にその傾向が強くなります。 逆…

「ライブ感」のない授業は子どもにとっては退屈なのです!

授業における教師のいちばん仕事は知識の伝達?! 自信をもって教壇に立つことができなくなってきている教師が増えています。わたしの周りでは若い教師の中にその傾向を強く感じます。 深夜まで職員室で、翌日の授業の準備を一生懸命している彼らを見ている…

【続】そもそも「楽しく、わかりやすい」授業の前提が教師と生徒とでは違っているのです

チョーク1本では授業は進められない (前回の続きです。) 「楽しくて、わかりやすい」授業といっても、正解があるわけではありません。 もっと言えば「楽しくて、わかりやすい」とは、人によってとらえが違うものであり、一概にこうだとはいえないものです…

そもそも「楽しく、わかりやすい」授業の前提が教師と生徒とでは違っているのです

合わなくなってしまった教師と生徒 この春、卒業した生徒たちの様子を見に高校へ授業参観に出かけました。 ところが、 授業開始15分後・・・ 「せんせー、よくわかんないっ!」 「なんでこんなこと勉強するの?!」 生徒のつぶやきが聞こえてきます。 「はい…