今からココから子どもから

一教師の日常をこそっと語りたく・・・

コーチング

心の中の心のコップの話

心にはコップがある。心のコップが上を向いている人は、周りの人の話や学んだ内容、自分に起きたよいことも悪いことも、水を注ぐがごとくに、そのコップにどんどんと注いでいく。コップが上を向いている人は、生き方や態度・考え方が素直で、前向きで、真剣…

人を魅了する言葉を

指導者は人を魅了する言葉を持つべきだろう。 「子どもたちが目を輝かせて耳を傾けるサッカー以外の言葉を持った指導者が足りない。それは日本サッカー協会のコーチライセンス講座では身につかない」(大倉智「フットボールの熱源」日本経済新聞 01.28) 氏…

中体連前の今だから考えること

中体連夏季大会が目前に迫ってきた。 この時期を迎えるたびに思うことは、 「負けをどう受け入れるか」ということ。 どんなチームにも必ず終わりが訪れる。 まだ年若い彼らがこの事実をどう受けとめ、またそこから何を学び、何につなげるのか。それこそ一生…

子どもの自主性を育てる?それとも主体性を育てる?

自主性と主体性の違いは何? という質問に答えられるでしょうか? この2つの言葉には大きな違いがあります。 その違いを知っているのと知らないのでは指導に大きな違いが出ます。ここでは「自主性」と「主体性」の言葉をそれぞれ説明してから、どこが違うの…

結果として勝利をおさめるのであって、それが目的なのではない

中学生の地域リーグ戦を戦っていると、時に思わぬ大差で勝利してしまうことがある。それこそ二桁得点というありえない点差で。今日はまさにそんなゲーム。 競技サッカーの勝ち負けには相手がある。100%の力を出し幸運に恵まれた価値の高い勝利はある。しか…

リスクのないものから学ぶものはない

「なにやってんだー!!」 子どものプレーにベンチから大きな声が飛ぶ。 判断なくプレーをしているように見えても、選手は選手なりに今の状況を判断してプレーを選択している。たしかに技術面の未熟さは否めないが、それにしてもピッチの外にいる者がすでに…

負けるが勝ち

結果はしょうがない。負けないチームはない。むしろ負け続けが人生だ。ここからもっとたくさんの挫折をキミたちは味わう。勝って浮かれる、負けて嘆き悲しむ人には幸運は微笑まない。真の勇者・勝者は勝っても負けてもそこから学ぶ。だから、キミはいつも、…

松岡修造という人はやはりただ者ではない

某TVでやってる松岡修造のテニス合宿。 昨日見ました。 TV番組というものは自分たちにとって都合のいいところのみ、つまり視聴率稼ぎのために事実をゆがめて伝えることがあるメディアだ、ということを差し引いて見ても、松岡修造という人間、そのコーチング…

カーナビが「うるさいなぁ」と感じるとき

「そんなことわかってるから、ちょっと黙ってろっ!」 と車内で独り言にしては大きな声で言っている自分がいます。 見知らぬ土地に出かけるときには、とっても頼りになるカーナビですが、土地勘があるようなところで、わざわざ違う道を選択するように案内す…

中体連を目前にして思うこと

おしいなぁ、ホント。 他のチームと比べても劣っているわけじゃないのに・・・。 自分たちの可能性を信じられるかどうか、すべてはそこにある気がしています。 中体連が始まりました。最後まで負けなかったチームだけが日本一になります。 どのチームにも課…

東京オリンピックに出場する選手はあなたの目の前にもいる

ロゲ会長がガサガサと封筒から取り出したカードを裏返し一言、 「トウキョー」 招致のための最終プレゼンを終えた代表団の歓喜の姿が映し出される。 この場面をすでに何度見たことでしょう。 「東京オリンピック2020」 あなたは7年後何をしているでしょ…

本番で「普段通りやればいい」というのは無理だと思うのです

いったい「普段通り」とは、どういう意味なのか 「普段通りにやればいい」 本番を前にして、指導者やコーチがよく口にする言葉です。また、選手もそれにならって同様のことを口にすることがよくあります。 その言葉を聞く度に、わたしは、 それってホント? …

チームスポーツの「目標」は勝利することだが、「目的」は人格形成をすること

チームスポーツの「目的」は勝利を目指すこと!? 中学生が部活でチームスポーツをやる一番の目的を考えてみる。 わたしたちはサッカー部の顧問をしているが、教師である。当たり前だが、プロのスポーツ指導者ではない。 顧問、監督、先生、コーチいろんな呼…

コーチングも大事ですが、ティーチングの大切さを忘れていませんか

生徒のヤル気がまるで感じられない ジメジメした天候のせいなのか、はたまた部活による疲れがあるからなのか、ここ数日、なんとなく授業中の生徒の様子に元気がありません。上級生になるほどその傾向が感じられます。 もともと勉強が好きという子は稀で、多…

何度言っても子どもが変わらないと感じるときは、「第3の方法」で接してみましょう

こんなに言っているのにどうしてできるようにならないの? 親をいちばん悩ませるのは、何度言っても子でもが変わらないと感じるとき。 みなさんはどうしてますか?3択です。 (1) あきらめずに繰り返し言う (2) あきらめてもう言わない (3) 他の方…