中体連前の今だから考えること
中体連夏季大会が目前に迫ってきた。
この時期を迎えるたびに思うことは、
「負けをどう受け入れるか」ということ。
どんなチームにも必ず終わりが訪れる。
まだ年若い彼らがこの事実をどう受けとめ、またそこから何を学び、何につなげるのか。それこそ一生においてもとても大切な時間。
その瞬間をどのように迎えるのか。そのときに自分が選手に何を語れるか。
これまでのすべてを出しきって終われるかどうか。それがすべて。
何のために自分がサッカーの指導者をしているのかをもう一度考えるとき。
結論は、つねに原点に帰ること。
勝利はつねに選手のおかげ、敗因はつねに指導者の力不足。
本当にやり尽くしたか。まだやるべきことは何か。あと1週間。
始まってしまえば弱音を吐かず魂を込めて戦い続けるしかない。
どこまでいけるかわからないけど、やり続けるのみ。そのためにここまでずっと頑張ってきたんじゃないか。
「失敗を恐れるな」と言い続けてきたことがいよいよ試されるとき。
さあ、気合い入れていこう!
失敗しないことは、自慢になりません。
なにも失敗していないということは
なにもやっていないということだからです。
自分の立場を守ろうとしないで、
あれは完敗だったと潔く認めましよう。
どんな大きな失敗でも、
次に改めれば決して無駄にはなりません。覚悟の磨き方 士・LEADERSHIP 075