今からココから子どもから

一教師の日常をこそっと語りたく・・・

中体連を目前にして思うこと

おしいなぁ、ホント。

他のチームと比べても劣っているわけじゃないのに・・・。

自分たちの可能性を信じられるかどうか、すべてはそこにある気がしています。

 

中体連が始まりました。最後まで負けなかったチームだけが日本一になります。

どのチームにも課題があります。ストロングポイントもウィークポイントもあります。

そして、それを活かす術も補う術も必ずあるんです。

 

このことに真剣に向き合ったことがある者は誰もが必ず自分の至らなさと直面します。投げ出したくなったことも一度や二度ではありません。

でも、子どもと最高の時間を過ごしたい、という願いのもと、長い時間をかけて毎年このときを迎えます。

 

今年はちょっとだけ離れた立場でこのときを迎えています。前から指導している顧問がいるチームに副顧問という立場で参加しているからです。

一歩離れた立場で見てみると、今までの自分が何を大事にしてきたかを再確認することになります。コーチングにしても言うか言わないか迷うこともしばしば。自分の言葉や思いを飲み込むというはなかなか大変です。

 

しかし今はサポートするしかありません。

“敗退”という結果を突きつけられる日は必ずやってきます。それが近いか遠いかだけの違いです。

子どもたちは、地区大会を勝ち抜き、上位大会に出場できることを目標としています。その目標設定が果たして現状と見合っているのかどうなのかは、わたしが口を挟むところではありません。

求めるものが大きくなれば、それだけ取り組みにも負荷がかかります。しかし、その負荷を乗り越えてこそ成長があるんだと思っています。

 

“過程を大切にする。結果だけでものを言わない。”

これがわたしを支えている信念です。 

 

“誰もが一番になることはできないけれど、一流の選手になることは誰にでもできる”