今からココから子どもから

一教師の日常をこそっと語りたく・・・

心の自由を手に入れるためにタスクシュート始めます!その2

時間に追い回されたくないっ! 

前回の続きです

簡単に言うと、わたしのやっているタスク管理とは、「やることリスト」をつくり、それを終える度にチェックをするというものです。それをtoodledoやnozbeやgoogle calendarといったクラウドサービスを利用して行うだけのことです。(説明が簡単すぎますね。現実はもうちょっと複雑なのですが・・・)

「タスク」というと、ずばり「お仕事」的なものをイメージしている方が多いと思いますが、そればかりがタスクではありません。タスクとはそれ自体を行うことに時間がかかるものはすべてがタスクなのです。

タスク(=やること)というのは、意識的にも無意識的にもつねに発生しています。極端に言うと、「何もしない」ということだって時間を使っている以上は、何もしないというタスクだと言えます。

よく「間に合わない」という事態が発生するのは、それ以外にやらなければならないことがあって、本来やらなければいけない(と思っている)ことができないか、次のやらなければいけないことが迫っていて、その期限までに今やっていることが終わらない、ということが原因としてあげられます。

それなら、今やっていることをやめればいい、期限をかえればいい、ということになりますが、仕事である限りそうも言っていられません。ましてや、本務である授業や学級経営に関わる業務などは決して動かぬタスクとして常にそこにドーンと存在しているわけです。

「やるべきこと」ばかりではヤル気が萎えてしまう・・・

そうなると、その合間の時間を有効に使ってそれ以外の「やらなければならないこと」を終わらせていく(こなしていく)ことが、いわゆる「仕事のできる人」ということになるわけです。

やることリストを作って、一つ一つ行っていくことは確かに有効です。やり残しはほぼ無くなりますし、人から信頼をえられることもあります。しかし、わたしはここで二つの問題をかかえてしまったのです。

一つ目は、自分の「やりたいこと」にあてられる時間が皆目見当がつかないこと。本来、そのために始めたタスク管理だったはずなのに「やるべきこと」ばかり増えてしまっては、夢は夢のままで終わってしまいます。

二つ目は、タスクには決して動かない(変えられない)ものがあり、それが完了したらチェックするということもやがてマンネリ化するということに気がついたのです。

 大事なことは記録(ログ)を残すことだ!

タスクの中には日々繰り返していることもいくつもあります。それらを一つ一つ「できた」とアプリでチェックすることにあまり意味を感じられなくなってきてしまったのです。

一度始めたら気の済むまでやらないとおさまりのつかない性分なので少々悩みました。そうやって出した答えは「専門家に尋ねよう」ということです。書籍より先人に直接教えを請うのが手っ取り早いと考えたのです。

そうして使い始めたのが、シゴタノ!の大橋さんが開発した「TaskChuteです。

まだまだ使い始めたばかりで生活が変わった!とまでは言い切れませんが、明らかに違うことが一つあります。それは自分の一日の生活がよく見えるようになってきたことです。

「今日は何もできなかった」なんて思うことがよくありましたが、とんでもない。

今日はこんなにたくさんのことをしていたんだ、と驚くばかりです。

TaskChute(タスクシュート)はこうして貯めた記録(ログ)を利用して、自分の生活やタスクを管理していくExcelベースのツールです。

新学期に向けて、自分の仕事のやり方や生活を見直すチャンスだと思っています。

ストレスフリーを目指してTaskChute(タスクシュート)始めることを宣言します!