今からココから子どもから

一教師の日常をこそっと語りたく・・・

「時間がない」病から脱却し、一生使える技術を身につける

TaskChute 4ヶ月たちました!

もともと好奇心は人一倍強い方だと思います。

それ故にちょっと興味をもてばすぐに「やってみよう!」ということになります。

新しいことを始めること自体はとても楽しいことです。

しかし、いくら喜々として取り組んでいても失速は必ず起こるものなのです。

この4月の異動で自分を取り巻く環境がけっこう変わりました。

すでに4ヶ月がたとうとしてるのに未だに馴れないことだらけ。とは言っても、なんとかしていかなければならないわけで。自分自身に変化が求められるもの、環境そのものを変えていかなければならないもの、どちらとも判断がつかないもの。

そんなことを見極めたくて始めたのが「TaskChute2」を使っての「タスク管理」です。

誤解を招くといけないのですが、タスク管理ができない教師はいつか必ず精神的に支障をきたし、この業界以外では受け入れならない人(いわゆる「教員バカ」)になってしまうとわたしは思っています。

つまりタスク管理ができている人(その概念がなくても)だけが、仕事でもプライベートでも社会的にも充実した生活が送れているんだと思います。

 

タスク管理がデキるとは

タスク管理とは「技術」です。

残念ながら「タスク管理ができる」→「仕事の技能が高い」というように直結はしませんが、「仕事が楽しくなる、楽になる」と感じることはしょっちゅうあります。

言ってみれば「なんか今の自分、いい感じで仕事ができてるなぁ」といった感覚です。もうちょっと言うと、時間をうまく使っているという、無駄を省けたことによる満足感のようなものです。ここでいう「うまく」とは、「今ここでしかできないこと今ここでやっている」ということです。

少し回りくどい言い方になっていますが「TaskChute2」はあくまでツールです。

もっとも大切なことはその考え方にあります。「形も大きさも違う、山ほどあるパズル(仕事)を、決められた枠(時間)にどうはめ込んで、着実に実行し、完了していくか」ということです。そんなこと普通にやっていると言われれば、確かにやってはいるのですが、「今できることは常に一つしかない」というところまで自分が理解して行っているかという点では大きな疑問が残ります。それを見えるようにしてくれるのが「TaskChute2」であり、タスクシュート式という考え方というわけです。

 

タスク管理ツールとして使い馴れる!

残念ながらTaskChuteを使えば誰でもその日から仕事が速くなる、ということはありません。車の運転と同じく、その操縦方法をきちんと学ぶ必要があるからです。最初はうまくコントロールできないかもしれませんが、乗り慣れた車があたかも自分の手足のように思い通りに操れるのと同じように、練習を積み重ねることで必ず「流れるように気持ちよく仕事ができる」ポイントに到達することができます。 

 幸いにも昨日、作成者の大橋悦夫さん(シゴタノ!)から直接その考え方や使い方を教えていただくことができました。始めてはみたもののちょっと失速し始めたところであり、まさにタイムリーな出来事でした。

TaskChute(タスクシュート)は「考え方」と「ツール」が一体となったときには絶大な力を発揮するわけですが、どちらもちょっと敷居が高いことは事実です。でもわたしはそれを乗り越えたいと思っています。餅は餅屋、つまずいたら尋ねればいいんですよ!

 

追記:ついにiPhone版のTaskChute(#たすくま)も発売されましたね。