あこがれ先生プロジェクト
先生が元気を出さなきゃいかん
教員の不祥事や残念なニュースが後を絶ちません。
そんなニュースばかりが取りだたされて、信頼関係の上になりたっていたはずの教育活動が危うい状況です。
まっとうにやっている学校や教師までもが十把一絡げにくくられて、本当に日々頑張っているのに、なぜか自信を持てずに毎日を送っていると思うのは、私だけではないと思います。
こうした社会からの視線や様々な保護者の要求に応えようとするあまり、いつのまにか目の前の子どもに対しても、どこか言葉を飲み込みつつ接しているようでは本末転倒です。
先生に元気がなかったら、先生がキラキラしていなかったら、子どもたちが元気に夢や希望をもって学校生活が送れるはずがありません。
先生がもっと元気を出さなきゃダメなんです。
どこの学校にも、ものすごく教育熱心で生徒想いの、素敵な先生がたくさんいます。生徒と本気で向き合い、思いっきり叱り、生徒のために本気で泣いて共に大笑いのできる先生や、素晴らしい教育理念を持った学校は、たくさんあります。
そんな素敵な先生にスポットを当て、1人でも多くの方に知ってもらいたい、先生に元気になってもらいたいという想いから、2008 年、三重県に『あこがれ先生プロジェクト』が立ち上がりました。その後、静岡、福岡、熊本、群馬、愛知、埼玉、茨城、岐阜、山梨と、次々にプロジェクトが開催されました。
あこがれ先生プロジェクト
ここ長野県でも、一昨年第1回を長野市、昨年第2回を上田市と、2年続けて多くの方々の応援協力を得て、大きな感動のうち『あこがれ先生プロジェクト in ながの』が開催されました。
参加された先生方からは、「元気をもらった」「今すぐにでも実践できる内容だった」「初心に戻ることができた」「他校の先生と繋がることができた」など、たくさんの熱いメッセージをいただきました。
そうして今年は『第3回あこがれ先生プロジェクト in ながの』を、来たる8月9日(日)、会場を南信の伊那市に移し、長野県伊那文化会館小ホールにて(450 名収容)にて開催されます。
たくさんの先生がこの場に集い、たくさんの勇気やエネルギーを蓄えて、あしたの学校のために、あしたの子どもたちのために頑張って欲しいと思っています。
当日が待ち遠しいですね。