カレーを箸で食べたことがありますか?!
久々に給食ネタです。
先日、給食でカレーが出たのです。そうです。カレーです。
10時頃からいいニオイが校舎内に漂っていて、ウキウキです。
お昼の放送でも「大量のタマネギを朝からじっくり炒め、何種類ものスパイスを混ぜ合わせ・・・」と、栄養士さんや調理師さんの苦労や手間暇かけていることをモーレツに宣伝していました。
カレーの味は抜群です。しかし、わたしにとってはものすごい問題が起こったのです。
給食で使う食器は、メラミン(?)で出来た四角い皿(おかず用)、小器(ご飯用)、大器(汁用)、箸が基本セットです。
さて、ここで問題です。この食器セットでいったいどうやってカレーを食べるのでしょう?3択です。
1 おかず用のお皿を使って、カレーとごはんを盛る。
2 大器にご飯を盛り、カレーをかける。
3 カレーとご飯を別々に食器に盛る。
正解はなんと「3番」しかも「箸」。お皿はやはり他のおかずに使われます。
どうやって食うんじゃ?と思っていたら、なんと子どもたちは、お箸でカレーの器(汁椀)に、小器に盛られたご飯を少量ずつ移し入れ、すするように食べているではないですか!
わたしの友人に「カレーは飲み物だ!」と豪語する輩がいますが、まさにそれを地でいっています。カレーに浮いているご飯を箸を使ってすすって食べるのです。
これって珍百景?とか思いつつ、もちろん完食はしましたが・・・。
ところ変われば、といいますが、まさにびっくり仰天でした。
「スプーンくらい出してくれよ。このときくらいカレー皿を出してくれよ。」と心の中で思いつつ、子どもたちが意外と普通に食べているので何も言いませんでした。
果たしてこれでいいんですかねぇ。
給食だからしかたがないのか、給食だから変えるべきなのか議論の余地があると思います。「そんなの食えりゃいいだろ」という発想の人と議論する気はありません。
給食だからこそ大切にしたいこともあるのです。
誰かが声をあげなければいけないとすれば、このことにものすごい違和感を感じている、やっぱりワタシなんですかね。それとも自分がこの環境に慣れるしかないんですかねぇ。